【LP】サイキックTV – ライヴ・アット・ファイナル・ウォーズ

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【LP】サイキックTV – ライヴ・アット・ファイナル・ウォーズ

【日本盤・中古】Psychic TV - Live At Final Wars
規格番号：TRANS06（Transrecords）1986年)
LP 33 1/3回転
インサート

・ジャケットの状態　E
・盤の状態　E-

86年リリース、元スロッビング・グリッスルのジェネシス・P・オリッジとピーター・クリストファーソン、オルタナティヴTVのアレックス・ファーガソンらで結成されたサイキックTVの来日ライヴを収録した実況盤です（この時にはピーター・クリストファーソンは既に脱退）。86年1月15日から4日間もの連続公演からの収録ですが、こんなカルトなバンドが中野公会堂というけっこう大きいハコで4日連続というのも当時の人気のすごさを思い起こさせます。でも、サウンドはけっこう普通にロックで、ノイズやインダストリアルなテイストは皆無。編成も普通にロック・バンドで、エクストリームなものを期待したファンは肩透かしだったかも。どうもジェネシスと（特に日本の）リスナーとの温度差は思った以上に大きいようで、インサートに書かれた細川周平と浅田彰とジェネシスとの対談でも、ジェネシスがローリング・ストーンズのブライアン・ジョーンズへの愛を語るなどロックな感じなのに対し、日本のふたりがサイキックTVの音楽と存在を崇高なものとして扱いがちだったりしていてかみ合わなかったりしているのがちょっと苦笑い。B2では「日本人男子～、女子～、東京大好き。このままずっと居たい～」とへろへろと歌ったりして、微笑ましかったりします。そういえば、共演予定だったハナタラシが、爆弾を持ち込んで出演中止になったりしたのがこの来日時の伝説ですが、ジェネシスが山塚アイに「そんなに武器を使いたいなら自衛隊に行け」と説教したというのは、たぶん作りだと思います。

曲目
A1 Riot In The Eye Of Sky
A2 Godstar
A3 Supermale
B1 I Like You
B2 Japan Boy, Japan Girl
B3 Ov Power