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【LP】Various Artists – Young Popular And Sexy
【アメリカ盤・中古】Various Artists – Young Popular And Sexy
規格番号:FACT US 17(Factory US)1987年
LP 33 1/3回転
・ジャケットの状態 E
・盤の状態 E
87年リリース、ジョイ・ディヴィジョンやニュー・オーダーを輩出したレーベル「ファクトリー・レコード」のコンピレーション・アルバムです。80年から88年まで存在したファクトリーのアメリカ現地法人の「Of Factory New York Ltd」からのリリースで、アメリカとオーストラリア限定発売品です。多分にアメリカのリスナー開拓の意味のショーケース的なリリースもので、ドゥルッティ・コラムやア・サートゥン・レイシオなど比較的知られているバンドから、イギリス本国でもまだ未知のバンドまでけっこう統一感なく収録しています。しかしながら、イギリスのインディー・シーンで頭角を現していたハッピー・マンデイズのデビュー・アルバムの1曲目を本盤の1曲目に持ってきていることから、彼らがこの時期のレーベルのいち押しであったことがわかります。確かに収録曲の中でも最も派手なサウンドです。ほかの収録曲をざっと説明すると、ファクトリーの古くからのラインナップであるジョイ・ディヴィジョン・フォロワーなサウンドのストックホルム・モンスターズ、シック・ピジョンという名前で知られ、女優としても名の知れたスタントン・ミランダのクール・ファンク。持ち味であるファンクを封印し、ポストパンクのギターバンドのようなサウンドのACRのA5が意外に良し。そのACRとメンバーが重複するカリマは完全なジャズ・ナンバー。ニュー・オーダーのツアーのサポートもしたベルリンのバンドであるシャーク・ベガスのサウンドはニュー・オーダーそのもの。B2のレイルウェイ・チルドレンはギターポップ版ジョイ・ディヴィジョン。でもシャーク・ヴェガスもレイルウェイ・チルドレンもどちらもキャッチーなので許します。ドライヴするベースにキラキラしたシンセとギター音、コケティッシュな女声ヴォーカルのザ・ウェイクはこの盤の白眉。オルタード・イメージズに似ていると思ったらオルタードの創設者が在籍しているバンドで、プライマル・スクリームのボビー・ギレスピーも在籍したことがあります。ギターポップなミャオのB5は英インディー・チャート5位のヒット曲で、ヴォーカルのキャス・キャロルは後にザ・ヒット・パレードに加入。そしてビッグ・ブラックのギター、サンチャゴと結婚したりしてます。でも何と言ってもA2のドゥルッティ・コラム。唯一無二。どのバントとも交わらない、まったくもってアンチコマーシャルなサウンドですが、アメリカ向けでも彼らを入れないことには始まりません。
曲目
A1 Happy Mondays:Kuff Dam
A2 The Durutti Column:Our Lady Of The Angels
A3 Stanton Miranda Aka Thick Pigeon:Pope
A4 The Stockholm Monsters:Party Line
A5 A Certain Ratio:And Then She Smiles
B1 Shark Vegas:Pretenders Of Love
B2 The Railway Children:A Gentle Sound
B3 The Wake:Pale Spectre
B4 Kalima:Weird Feelings
B5 Miaow:When It All Comes Down
規格番号:FACT US 17(Factory US)1987年
LP 33 1/3回転
・ジャケットの状態 E
・盤の状態 E
87年リリース、ジョイ・ディヴィジョンやニュー・オーダーを輩出したレーベル「ファクトリー・レコード」のコンピレーション・アルバムです。80年から88年まで存在したファクトリーのアメリカ現地法人の「Of Factory New York Ltd」からのリリースで、アメリカとオーストラリア限定発売品です。多分にアメリカのリスナー開拓の意味のショーケース的なリリースもので、ドゥルッティ・コラムやア・サートゥン・レイシオなど比較的知られているバンドから、イギリス本国でもまだ未知のバンドまでけっこう統一感なく収録しています。しかしながら、イギリスのインディー・シーンで頭角を現していたハッピー・マンデイズのデビュー・アルバムの1曲目を本盤の1曲目に持ってきていることから、彼らがこの時期のレーベルのいち押しであったことがわかります。確かに収録曲の中でも最も派手なサウンドです。ほかの収録曲をざっと説明すると、ファクトリーの古くからのラインナップであるジョイ・ディヴィジョン・フォロワーなサウンドのストックホルム・モンスターズ、シック・ピジョンという名前で知られ、女優としても名の知れたスタントン・ミランダのクール・ファンク。持ち味であるファンクを封印し、ポストパンクのギターバンドのようなサウンドのACRのA5が意外に良し。そのACRとメンバーが重複するカリマは完全なジャズ・ナンバー。ニュー・オーダーのツアーのサポートもしたベルリンのバンドであるシャーク・ベガスのサウンドはニュー・オーダーそのもの。B2のレイルウェイ・チルドレンはギターポップ版ジョイ・ディヴィジョン。でもシャーク・ヴェガスもレイルウェイ・チルドレンもどちらもキャッチーなので許します。ドライヴするベースにキラキラしたシンセとギター音、コケティッシュな女声ヴォーカルのザ・ウェイクはこの盤の白眉。オルタード・イメージズに似ていると思ったらオルタードの創設者が在籍しているバンドで、プライマル・スクリームのボビー・ギレスピーも在籍したことがあります。ギターポップなミャオのB5は英インディー・チャート5位のヒット曲で、ヴォーカルのキャス・キャロルは後にザ・ヒット・パレードに加入。そしてビッグ・ブラックのギター、サンチャゴと結婚したりしてます。でも何と言ってもA2のドゥルッティ・コラム。唯一無二。どのバントとも交わらない、まったくもってアンチコマーシャルなサウンドですが、アメリカ向けでも彼らを入れないことには始まりません。
曲目
A1 Happy Mondays:Kuff Dam
A2 The Durutti Column:Our Lady Of The Angels
A3 Stanton Miranda Aka Thick Pigeon:Pope
A4 The Stockholm Monsters:Party Line
A5 A Certain Ratio:And Then She Smiles
B1 Shark Vegas:Pretenders Of Love
B2 The Railway Children:A Gentle Sound
B3 The Wake:Pale Spectre
B4 Kalima:Weird Feelings
B5 Miaow:When It All Comes Down