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【LP】Matt Johnson – Burning Blue Soul
【イギリス盤・中古】Matt Johnson – Burning Blue Soul
規格番号: CAD 113(4AD)1983年
LP 33 /3回転
インナースリーヴ
リイシュー盤(オリジナルは81年リリース)
・ジャケットの状態 E-(インナースリーヴに少ししみ・汚れあり)
・盤の状態 E-
81年リリース、ポストパンク・バンドThe Theを率いるマット・ジョンソンのデビュー・ソロ・アルバムです。まだThe Theを結成(?)する前のマットが、ヴォーカルも楽器もひとりで録音した内省的な作品ですが、初期4ADレーベルがリリースした名盤の一枚に数えられています。プロデュースは本人と4AD総帥のアイヴォ・ワッツ=ラッセル、そして元ワイヤーのギルバート&ルイス。ブルース・ギルバートとグレアム・ルイスは、ギターやピアノで演奏にも少しだけ参加しています。本作のサウンドを分類するならニュー・ウェイヴか広義のサイケデリック・ロックということになるかもしれませんが、8ビートの曲は皆無で、ロックのダイナミズムを感じられるような曲はありません。アフリカや中近東のリズムを導入したり、サンプリングではなくテープ・コラージュによる効果音を入れるなど、ブライアン・イーノ&デヴィッド・バーンの「Bush Of Ghosts」に影響されていると思われる部分もありますが、「Bush Of Ghosts」で感じられるようなファンキーさというのは微塵もありません。現代で言えば、エクスペリメンタル・ミュージックということになるでしょうか。The Theはデビューしてから割と早くポピュラリティを得ましたが、先にThe Theを聴いてから本作を聴けば、The The=マット・ジョンソンには確かにこういう面があるなと納得できるでしょうが、何の予備知識もなくいきなり本作を聴くとすると、その難解さと終始漂う重い雰囲気になかなか馴染めないかもしれません。でも、これがThe Theの起点なのです。暗く静かなトーンの作品ですが、若干20歳のマットの秘められたパッションが感じられる作品です。なお、本作はThe Theが知れ渡ってから、ジャケットをいわゆるサイケデリック・アイ・カヴァーと呼ばれる目のアップのもの(作者はマットの兄弟のアンドリュー・ジョンソン)から、マット・ジョンソンの写真に変えてリイシューされました。また、93年には本作を遂にThe Theの作品として定義し、再リイシューもしています。
曲目
A1 Red Cinders In The Sand
A2 Song Without An Ending
A3 Time (Again) For The Golden Sunset
A4 Icing Up
B1 Like A Sun Risin Thru My Garden
B2 Out Of Control
B3 Bugle Boy
B4 Delirious
B5 The River Flows East In Spring
B6 Another Boy Drowning
規格番号: CAD 113(4AD)1983年
LP 33 /3回転
インナースリーヴ
リイシュー盤(オリジナルは81年リリース)
・ジャケットの状態 E-(インナースリーヴに少ししみ・汚れあり)
・盤の状態 E-
81年リリース、ポストパンク・バンドThe Theを率いるマット・ジョンソンのデビュー・ソロ・アルバムです。まだThe Theを結成(?)する前のマットが、ヴォーカルも楽器もひとりで録音した内省的な作品ですが、初期4ADレーベルがリリースした名盤の一枚に数えられています。プロデュースは本人と4AD総帥のアイヴォ・ワッツ=ラッセル、そして元ワイヤーのギルバート&ルイス。ブルース・ギルバートとグレアム・ルイスは、ギターやピアノで演奏にも少しだけ参加しています。本作のサウンドを分類するならニュー・ウェイヴか広義のサイケデリック・ロックということになるかもしれませんが、8ビートの曲は皆無で、ロックのダイナミズムを感じられるような曲はありません。アフリカや中近東のリズムを導入したり、サンプリングではなくテープ・コラージュによる効果音を入れるなど、ブライアン・イーノ&デヴィッド・バーンの「Bush Of Ghosts」に影響されていると思われる部分もありますが、「Bush Of Ghosts」で感じられるようなファンキーさというのは微塵もありません。現代で言えば、エクスペリメンタル・ミュージックということになるでしょうか。The Theはデビューしてから割と早くポピュラリティを得ましたが、先にThe Theを聴いてから本作を聴けば、The The=マット・ジョンソンには確かにこういう面があるなと納得できるでしょうが、何の予備知識もなくいきなり本作を聴くとすると、その難解さと終始漂う重い雰囲気になかなか馴染めないかもしれません。でも、これがThe Theの起点なのです。暗く静かなトーンの作品ですが、若干20歳のマットの秘められたパッションが感じられる作品です。なお、本作はThe Theが知れ渡ってから、ジャケットをいわゆるサイケデリック・アイ・カヴァーと呼ばれる目のアップのもの(作者はマットの兄弟のアンドリュー・ジョンソン)から、マット・ジョンソンの写真に変えてリイシューされました。また、93年には本作を遂にThe Theの作品として定義し、再リイシューもしています。
曲目
A1 Red Cinders In The Sand
A2 Song Without An Ending
A3 Time (Again) For The Golden Sunset
A4 Icing Up
B1 Like A Sun Risin Thru My Garden
B2 Out Of Control
B3 Bugle Boy
B4 Delirious
B5 The River Flows East In Spring
B6 Another Boy Drowning