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【LP】New Musik – Warp
【ヨーロッパ盤・中古】New Musik – Warp
規格番号:EPC 85567(Epic)1982年
LP 33 1/3回転
インナー・スリーヴ
・ジャケットの状態 VG+(汚れ・焼けあり)
・盤の状態 E-
82年リリース、トニー・マンスフィールド率いるシンセポップ・バンド、ニュー・ミュージックのサード・アルバムでラスト・アルバムです。ヒット曲も出て、BBCトップ・オブ・ザ・ポップスに出演し、曲がCMソングに選ばれるなど、それなりに成功を成し遂げていたニュー・ミュージックでしたが、リリース元のGTOレコードが経営難でエピックに買収されて暗雲が立ち込めることに。気持ちも新たに制作された新作でしたが、ふたを開けてみるとトニー・マンスフィールドのワンマン色が強く出た、ちょっと実験的なエレポップ作品となりました。フェアライトCMIやサンプラーなどのデジタル・シンセを多用したものなので、そういう部分ではチャートを賑わす存在になってもおかしくなかったのですが、自身が楽器の操作(のみ)を楽しんでしまったという嫌いがあります。更に言えば、A面B面とも曲間がないノンストップ・ヴァージョンのような体裁で曲が続くので、1曲1曲の印象がちょっと散漫になってしまいました。70年代ディスコのビートを採用した曲も多いので、まるでジョルジオ・モロダーの「E=mc 2」のオマージュのようですが、「E=mc 2」が持っていたような音の煌めきは(最新のシンセを使用しているのに)感じられません。当然チャートとは無関係で、本作を最後にバンドは解散となりました。しかしながら、この後トニーは本作の経験(シンセやサンプラーの使い倒し)をもとに、他のアーティストやバンドのプロデュースを開始。ダムドのキャプテン・センシブルの「ハッピー・トーク」のプロデュースをはじめとして、ネイキッド・アイズ、マリ・ウィルソンなど、80年代のアーティストのプロデューサーとして大成していきます。最後に、ひとつ注意点を。A5とA6のタイトルが同じですが、A5はニュー・ミュージックのオリジナル曲で、A6はビートルズのカヴァーです。書き間違いではありません。A6はなかなかの聴きものです。
曲目
A1 Here Come The People
A2 Going Round Again
A3 A Train On Twisted Tracks
A4 I Repeat
A5 All You Need Is Love
A6 All You Need Is Love
B1 Kingdoms For Horses
B2 Hunting
B3 The New Evolutionist (Example 'A')
B4 Green And Red (Respectively)
B5 The Planet Doesn't Mind
B6 Warp
規格番号:EPC 85567(Epic)1982年
LP 33 1/3回転
インナー・スリーヴ
・ジャケットの状態 VG+(汚れ・焼けあり)
・盤の状態 E-
82年リリース、トニー・マンスフィールド率いるシンセポップ・バンド、ニュー・ミュージックのサード・アルバムでラスト・アルバムです。ヒット曲も出て、BBCトップ・オブ・ザ・ポップスに出演し、曲がCMソングに選ばれるなど、それなりに成功を成し遂げていたニュー・ミュージックでしたが、リリース元のGTOレコードが経営難でエピックに買収されて暗雲が立ち込めることに。気持ちも新たに制作された新作でしたが、ふたを開けてみるとトニー・マンスフィールドのワンマン色が強く出た、ちょっと実験的なエレポップ作品となりました。フェアライトCMIやサンプラーなどのデジタル・シンセを多用したものなので、そういう部分ではチャートを賑わす存在になってもおかしくなかったのですが、自身が楽器の操作(のみ)を楽しんでしまったという嫌いがあります。更に言えば、A面B面とも曲間がないノンストップ・ヴァージョンのような体裁で曲が続くので、1曲1曲の印象がちょっと散漫になってしまいました。70年代ディスコのビートを採用した曲も多いので、まるでジョルジオ・モロダーの「E=mc 2」のオマージュのようですが、「E=mc 2」が持っていたような音の煌めきは(最新のシンセを使用しているのに)感じられません。当然チャートとは無関係で、本作を最後にバンドは解散となりました。しかしながら、この後トニーは本作の経験(シンセやサンプラーの使い倒し)をもとに、他のアーティストやバンドのプロデュースを開始。ダムドのキャプテン・センシブルの「ハッピー・トーク」のプロデュースをはじめとして、ネイキッド・アイズ、マリ・ウィルソンなど、80年代のアーティストのプロデューサーとして大成していきます。最後に、ひとつ注意点を。A5とA6のタイトルが同じですが、A5はニュー・ミュージックのオリジナル曲で、A6はビートルズのカヴァーです。書き間違いではありません。A6はなかなかの聴きものです。
曲目
A1 Here Come The People
A2 Going Round Again
A3 A Train On Twisted Tracks
A4 I Repeat
A5 All You Need Is Love
A6 All You Need Is Love
B1 Kingdoms For Horses
B2 Hunting
B3 The New Evolutionist (Example 'A')
B4 Green And Red (Respectively)
B5 The Planet Doesn't Mind
B6 Warp







