【LP】ルースターズ – Φ Phy（ファイ） | マメシバレコード mameshiba records

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【LP】ルースターズ – Φ Phy（ファイ）

【日本盤・中古】The Roosterz – Φ Phy
規格番号：AF-7334（Columbia）1984年
LP 33 1/3回転
インサート
シール帯
シュリンク

・ジャケットの状態　E-（ジャケ内側とインサートにしみあり）
・盤の状態　E-（小傷あり）

84年リリース、RoostersからRoosterzに改名したルースターズの通算6枚目のフル・アルバムです。前作でオリジナル・メンバーの井上富雄が脱退してしまったため、今作ではギターの下山淳がベースを弾いています。この時期に大江慎也の体調は最悪となり、彼が作った楽曲はA2の1曲だけで、そのほかは作詞で2曲の参加のみと大江の陰は薄く、結局本作で大江はバンドを抜けることになってしまいました。花田裕之と下山のプレゼンスが高まった結果、サウンドにも変化が起き、以前よりもぐっとニュー・ウェイヴ色が強まりました。初期の勢いのあるロックンロールや、ブルージーでR&B的なギター・バンド・サウンドが好きな人はここで置いていかれることになりましたが、エコー＆バニーメンや4ADあたりのバンドのサウンドに親和性がありそうな幻想的で浮遊感のあるサウンドは、これはこれで魅力的です。B1でヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「宿命の女」をカヴァーしていますが、これも大江が主導権を持っていた頃にはありえなかった選曲でしょう。

曲目
A1 Vénus
A2 Come On
A3 Down Down
A4 Heavy Wavy
A5 Broken Heart
B1 Femme Fatale
B2 Street In The Darkness
B3 Message From......
B4 Last Soul
B5 Music From Original Motion Picture "Punishment"