【イギリス盤・中古】China Crisis – Difficult Shapes & Passive Rhythms - Some People Think It's Fun To Entertain
規格番号：V 2243（Virgin）1982年
LP 33 1/3回転
歌詞つきインナースリーヴ

ジャケットの状態 VG（擦れ・皺あり。1か所角打ちあり。インナースリーヴにしみあり）
盤の状態 VG+（小傷・擦れあり）

82年リリース、イギリスのシンセポップ/ニューウェイヴ・バンド、チャイナ・クライシスのファースト・アルバムです。アルバムからシングル・カットされたA5が全英シングル・チャートの12位まで上がるヒットとなり、収録アルバムの本作もデビュー作ながら21位まで上昇しました。ちなみに、そのA5の印象的なフレットレス・ベースを弾いているのはシンセポップ・バンドのランドスケイプのアンディ・パスクです。アルバムでは、曲によってプロデュースが違い、4人のプロデューサーが関わっていますが、サウンドの統一感は感じられます。それは押しつけがましくない音色のエレポップということで、派手さはないけれど、マリンバ的な音色や、ノイジーでない丸っこい音色を多用するなど、シンセの音がとにかく優しいのです。そしてメロディがどれもキャッチーでポップ。チャイナ・クライシスはサード・アルバムで元スティーリー・ダンのウォルター・ベッカーをプロデューサーに迎え、更に彼が正式メンバーになるというすごい展開を見せるのですが、ベッカーがバンドに惚れたのはこのメロディ・センスの良さでしょう。シンセポップのバンドのおすすめを聞かれると、いつも返答するのがチャイナ・クライシスの作品（1～4作目）だったりします。サウンドのほっこり感からはちょっと距離のあるクールなジャケットのデザインはピーター・サヴィルです。

曲目
Difficult Side
A1 Seven Sports For All
A2　　　 No More Blue Horizons (Fool, Fool, Fool)
A3 Feel To Be Driven Away
A4 Some People I Know To Lead Fantastic Lives
A5 Christian
Entertainment Side
B1 African And White
B2 Are We A Worker
B3 Red Sails
B4 You Never See It
B5 Temptations Big Blue Eyes
B6 Jean Walks In Freshfields