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【LP】スネークマンショー – 死ぬのは嫌だ、恐い。戦争反対!
【日本盤・中古】スネークマンショー – 死ぬのは嫌だ、恐い。戦争反対!
規格番号:ALR-28027(Alfa)1981年
LP 33 1/3回転
帯
インサート
・ジャケットの状態 VG+(少し焼けあり)
・盤の状態 E-
81年リリース、桑原茂一、畠山桃内(伊武雅刀)、咲坂守(小林克也)によるラジオ番組「スネークマンショー」のセカンド・アルバムです。ファースト・アルバムのヒットにより同じ年に制作されるというせわしなさがありますが、前作よりも毒が強い内容になっており、ブラックさに磨きがかかっています。テーマは愛と平和で、反戦の署名を集めて送ると黒い羽根が送られてくるという「黒い羽根運動」というあまりにもシニカルな社会活動も行われました。今回もギャグの間に尖ったサウンドが多数収録されています。A3はポップ・グループ派生のニューウェイヴ・ファンク・バンドであるリップ・リグ&パニックの短いファンク・チューン。A5とB5はプラスチックス解散後にトシとチカ中心に結成されたバンドMELONの初録音もので、B52sのメンバーやエイドリアン・ブリューも参加しています。A7はインドネシアの歌手スーディアによるダンドゥット(インドネシアのポピュラー音楽)。でも、もっとも注目されたのはドイツのバンドCANのベーシストであったホルガー・シューカイのソロ作A9でしょう。本作への収録と同時期にサントリー・ウイスキーのCMソングにもなったため、ホルガー・シューカイとCANの知名度と曲の評判が一気に盛り上がりました。B7のガムランも評判になったと記憶しています。YMOの作品は収録されていませんが、B3が高橋幸宏のソロ曲で、B4では坂本龍一がサティのジムノペディをピアノ演奏しています。そして肝心のスネークマンショーのギャグですが、前記したように毒気(とエロ)が強いのですが、2024年の今B6を聴くとなんとも言えないやるせなさを感じて、笑うどころか落ち込んでしまいます。youtubeで聴かないで本盤で聴きましょう。
曲目
A1 Snakeman Show:愛の出発
A2 Snakeman Show:愛のチャンピオン号
A3 Rip Rig & Panic:The Ultimate In Fun
A4 Snakeman Show:愛の野球場
A5 Melon:I Will Call You (And Other Famous Last Words)
A6 Snakeman Show:愛のホテル(曲:エーゲ海の真珠)
A7 Su'udiah:Bunga Dahlia
A8 Snakeman Show:どんぐりころころ
A9 Holger Czukay:Persian Love
B1 The Spoil:Wishing You're Here
B2 Snakeman Show:愛の嵐 (バラ肉のタンゴ)
B3 Yukihiro Takahashi:今日、恋が
B4 Ryuichi Sakamoto:愛の匂い (ジムノペティ)
B5 Melon:Honey Dew
B6 Snakeman Show:愛の戦場 (ブダペストの心) / 日色純一
B7 Gam Bang:Gamelan
規格番号:ALR-28027(Alfa)1981年
LP 33 1/3回転
帯
インサート
・ジャケットの状態 VG+(少し焼けあり)
・盤の状態 E-
81年リリース、桑原茂一、畠山桃内(伊武雅刀)、咲坂守(小林克也)によるラジオ番組「スネークマンショー」のセカンド・アルバムです。ファースト・アルバムのヒットにより同じ年に制作されるというせわしなさがありますが、前作よりも毒が強い内容になっており、ブラックさに磨きがかかっています。テーマは愛と平和で、反戦の署名を集めて送ると黒い羽根が送られてくるという「黒い羽根運動」というあまりにもシニカルな社会活動も行われました。今回もギャグの間に尖ったサウンドが多数収録されています。A3はポップ・グループ派生のニューウェイヴ・ファンク・バンドであるリップ・リグ&パニックの短いファンク・チューン。A5とB5はプラスチックス解散後にトシとチカ中心に結成されたバンドMELONの初録音もので、B52sのメンバーやエイドリアン・ブリューも参加しています。A7はインドネシアの歌手スーディアによるダンドゥット(インドネシアのポピュラー音楽)。でも、もっとも注目されたのはドイツのバンドCANのベーシストであったホルガー・シューカイのソロ作A9でしょう。本作への収録と同時期にサントリー・ウイスキーのCMソングにもなったため、ホルガー・シューカイとCANの知名度と曲の評判が一気に盛り上がりました。B7のガムランも評判になったと記憶しています。YMOの作品は収録されていませんが、B3が高橋幸宏のソロ曲で、B4では坂本龍一がサティのジムノペディをピアノ演奏しています。そして肝心のスネークマンショーのギャグですが、前記したように毒気(とエロ)が強いのですが、2024年の今B6を聴くとなんとも言えないやるせなさを感じて、笑うどころか落ち込んでしまいます。youtubeで聴かないで本盤で聴きましょう。
曲目
A1 Snakeman Show:愛の出発
A2 Snakeman Show:愛のチャンピオン号
A3 Rip Rig & Panic:The Ultimate In Fun
A4 Snakeman Show:愛の野球場
A5 Melon:I Will Call You (And Other Famous Last Words)
A6 Snakeman Show:愛のホテル(曲:エーゲ海の真珠)
A7 Su'udiah:Bunga Dahlia
A8 Snakeman Show:どんぐりころころ
A9 Holger Czukay:Persian Love
B1 The Spoil:Wishing You're Here
B2 Snakeman Show:愛の嵐 (バラ肉のタンゴ)
B3 Yukihiro Takahashi:今日、恋が
B4 Ryuichi Sakamoto:愛の匂い (ジムノペティ)
B5 Melon:Honey Dew
B6 Snakeman Show:愛の戦場 (ブダペストの心) / 日色純一
B7 Gam Bang:Gamelan