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【12EP】Bill Nelson – Chimera
【イギリス盤・中古】Bill Nelson – Chimera
規格番号:MER b 19(Mercury)1983年
ミニ・アルバム 33 1/3回転
・ジャケットの状態 E-
・盤の状態 E-
83年リリース、ビー・バップ・デラックスやレッド・ノイズを率いたギタリスト、ビル・ネルソンのソロ・アルバムです。80年代初期に自身のレーベル「Cocteau Records」を立ち上げ、内省的なインスト作品をリリースしていた彼でしたが、本作で聞こえてくるのはクールなテクノポップ。これは82年に高橋幸宏の4枚目のソロ・アルバム「WHAT, ME WORRY? ボク、大丈夫!!」に参加し、続いてYMOの「浮気なぼくら」に参加した経験と人脈が大きく影響しています。本作のサウンドのベースとなるものは、高橋がアルファ・レコードの「Studio A」で録音したドラム・パターンで、それをビルに送り、ビルがギターやシンセをダビングする形で制作されました。本盤の6曲中4曲(A1~A3とB2 )で高橋のビートが使われており、残り2曲はドラム・マシンです。でもドラム・パターン以上に高橋の影響は大きく、どの曲も当時の高橋のソロ作のサウンドにあまりにも似ています。ヴォーカルをビルから高橋に変えれば、そのまま高橋の作品に聴こえるほどに。まるでビル・ネルソンと高橋幸宏のコラボレーション・アルバムのようですが、ここに更にスパイスを加えているのが元ジャパンのミック・カーンです。B2では、誰が聴いても彼のフレットレス・ベースとわかるベース・サウンドが聞こえてきますが、オリエンタルなメロディに彼のベース音が加わるとやはりジャパンのサウンドを想起します。途中でいきなり変化するビートが驚異的。ドラムス高橋、ベースがミック・カーン、ギターとヴォーカルにビル・ネルソンという奇跡のバンドがこの曲で成立しています。ミニ・アルバムというコンパクトさも良い塩梅で、膨大なビル・ネルソンの作品を追いかけるなら、本作を初めに聴くことをお勧めします。
曲目
A1 The Real Adventure
A2 Acceleration
A3 Every Day Feels Like Another New Drug
B1 Tender Is The Night
B2 Glow World
B3 Another Day, Another Ray Of Hope
規格番号:MER b 19(Mercury)1983年
ミニ・アルバム 33 1/3回転
・ジャケットの状態 E-
・盤の状態 E-
83年リリース、ビー・バップ・デラックスやレッド・ノイズを率いたギタリスト、ビル・ネルソンのソロ・アルバムです。80年代初期に自身のレーベル「Cocteau Records」を立ち上げ、内省的なインスト作品をリリースしていた彼でしたが、本作で聞こえてくるのはクールなテクノポップ。これは82年に高橋幸宏の4枚目のソロ・アルバム「WHAT, ME WORRY? ボク、大丈夫!!」に参加し、続いてYMOの「浮気なぼくら」に参加した経験と人脈が大きく影響しています。本作のサウンドのベースとなるものは、高橋がアルファ・レコードの「Studio A」で録音したドラム・パターンで、それをビルに送り、ビルがギターやシンセをダビングする形で制作されました。本盤の6曲中4曲(A1~A3とB2 )で高橋のビートが使われており、残り2曲はドラム・マシンです。でもドラム・パターン以上に高橋の影響は大きく、どの曲も当時の高橋のソロ作のサウンドにあまりにも似ています。ヴォーカルをビルから高橋に変えれば、そのまま高橋の作品に聴こえるほどに。まるでビル・ネルソンと高橋幸宏のコラボレーション・アルバムのようですが、ここに更にスパイスを加えているのが元ジャパンのミック・カーンです。B2では、誰が聴いても彼のフレットレス・ベースとわかるベース・サウンドが聞こえてきますが、オリエンタルなメロディに彼のベース音が加わるとやはりジャパンのサウンドを想起します。途中でいきなり変化するビートが驚異的。ドラムス高橋、ベースがミック・カーン、ギターとヴォーカルにビル・ネルソンという奇跡のバンドがこの曲で成立しています。ミニ・アルバムというコンパクトさも良い塩梅で、膨大なビル・ネルソンの作品を追いかけるなら、本作を初めに聴くことをお勧めします。
曲目
A1 The Real Adventure
A2 Acceleration
A3 Every Day Feels Like Another New Drug
B1 Tender Is The Night
B2 Glow World
B3 Another Day, Another Ray Of Hope