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2017/07/13 23:29
少し前ですが、7月9日の夜にNHK BSでトレバー・ホーン・バンドのライヴが放映されました。
トレバー・ホーンとは、バグルスとアート・オブ・ノイズなどのバンドをやる傍ら、80年代に様々なアーチストのプロデュースを行った売れっ子プロデューサーです。代表プロデュース作はイエスの「ロンリー・ハート」でしょうか。
でもNHKがなぜ今トレバー・ホーン?という疑問がありましたが、今の彼がどんなライヴをやるのか興味はありました。
まあ、ふたを開けたら結局番宣的なプログラムで、しかもライヴも最新と言うわけではないものだったので番組自体は期待はずれではありました。
バグルスの片割れであるジェフ・ダウンズがいるのにバグルス名義ではないとか、10ccのロル・クレームがバンドにいるので「アイム・ノット・イン・ラヴ」をやるけどヴォーカルは別のひとだったりとか、なんか疑問点もありました。
それでも、彼が関わってきたバンドの曲、プロデュースした曲を自ら演奏しているのを観ると言うのはなかなか楽しいもので、録画をしてもよかったかなとさえ思いました。
というわけで、80年代の名プロデューサーの彼の関わった作品をいくつかピックアップします。
まずはライヴの1曲目でもあったフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドの「プレジャードーム」です。
80年代半ばにセンセーショナルにデビューしたイギリスのバンドで、リラックスやトゥー・トライブスなどの大ヒット曲があります。トレバーのライヴでは彼らの曲を3曲演奏していました。
Frankie Goes To Hollywood - Welcome To The Pleasure Dome
次はグレイス・ジョーンズの「スレイヴ・トゥ・ザ・リズム」です。
デジタルファンクなサウンドと、彼女のルックスもあってこの曲は大ヒット。グレイス・ジョーンズの存在価値をさらに高めました。
Grace Jones - Slave To The Rhythm
すごいPVだな。
で最後は、やっぱりバグルスの「ラジオスターの悲劇」です。
ライヴでは、PVと同じようにトレバーはベースを弾きながらヴォーカリストを勤めていました。ちょっと驚き。
The Buggles - Video Killed The Video Star
どの曲も、デジタルであるということとは別のキラキラ感がありますね。そういえばt.A.T.u (タトゥー)も彼のプロデュースでした。
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