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2017/07/23 15:26
本国でもヒット曲は無く、それでも長年活動を続けているイギリスのニューウェイヴ・バンドに「アイレス・イン・ギャザ」があります。
最近ではメンバーのマーティン・ベイツのみのプロジェクトになってしまっていますが、1980年にピーター・ベッカーとのデュオで結成し、今も活動をコンスタントに続けています。
私は、ニューウェイヴ刹那系バンドとしてドゥルッティ・コラム、フラ・リッポ・リッピ、そしてアイレス・イン・ギャザを3台巨頭としてあげます。
どれもあまり成功できずにいるバンドですが、たまに聞き返したくなるバンドのベスト3です。
なので梅雨も明けたことですし、アイレス・イン・ギャザの曲を3つピップアップしました。初体験のひとが多いでしょうか。
まずは彼らの所属するCherry Redレーベルからのファースト・シングル「Veil Like Calm」。
この頃は完全にエレポップでジョン・フォックスのサウンドそのもの。でもそれもいいんですけどね。
Eyeless In Gaza - Veil Like Calm
次はヒット・アルバム(といってもインディーチャートで5位)の「Rust Red September」からのシングル曲「New Risen」です。
Eyeless In Gaza - New Risen
このアルバムあたりから、エレポップなサウンドからギターポップなサウンドに移行していきます。
でもここからのサウンドが良いのですよ。
次は完全にギターポップ化した彼らの代表曲「Welcome Now」。ニューウェイヴ奥の細道にウェルカム・ナウです。
Eyeless In Gaza - Welcome Now
ちなみに「アイレス・イン・ギャザ」というバンド名はイギリスの小説家オルダス・ハクスリーの小説「ガザに盲いて(めしいて)」からとったもの。なので発音としては「アイレス・イン・ガザ」のほうが正しそうです。
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