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2018/08/12 13:38
ことしのフジロックはボブ・ディランの出演もあって、例年になく話題になりました。
野外フェスといえば、イギリスではグラストンベリー・フェスティヴァルが有名ですが、今年は休止。夏のイベントがないとなるとさびしいものですが、その代わりに今年も「リワインド・フェスティヴァル」が盛況に開催されています。
リワインド・フェスティヴァル(The Rewind Festival)とは、2009年から始まった(主に)80年代の音楽シーンを席巻したアーチストが集結・出演する野外フェスで、多数の(おじさん、おばさんファンの)観客を招いて大成功しています。
フェスの規模は毎年大きくなってきており、2017年には3回開かれ、2018年も3地域で3日ずつ行われます。3日ずつですよ!
そして今年は開催10年目。ネットやSNSで、観客のコメントや写真をたくさん見ることができ、例年にも増して大盛り上がりしていることがうかがえます。日本でも、CSでおそらく今年の映像が放送されるはずなので、チェックしてみてください。
前述しましたが、今年のフェスはScotland、North、Southと3箇所で開催され、スコットランドとノースはすでに終了。残るは8月17日から19日に開かれるサウスだけとなりました。
今年のスコットランドの様子はこんな感じ
さて、肝心の出演アーチストですが、ざっと以下になります。
キム・ワイルド、ジミー・ソマーヴィル(ブロンスキー・ビート、コミュナーズ)、ミッジ・ユーロ(ウルトラヴォックス)、ブームタウンラッツ、ヘヴン17、OMD、ローランド・ギフト(ファイン・ヤング・カニバルズ)、ピーター・フック&ザ・ライト(ニュー・オーダー、ジョイ・ディヴィジョン)、チャイナ・クライシス、トム・ベイリー(トンプソン・ツインズ)、ハワード・ジョーンズ、マーク・アーモンド(ソフトセル)、フロック・オブ・シーガルズ、ザ・セレクター、キャプテン・センシブル(ダムド)、ビッグ・カントリーなどなど
ほとんどがニュー・ウェイヴのジャンルのアーティストだというのがうれしいのですが、それ以外にも例えばUB40、ミュージカル・ユースのレゲエ勢、ビリー・オーシャン、ジャクソンズ、ソウルⅡソウル、クール&ザ・ギャングなどのR&B、ファンク。そしてレオ・セイヤーや、ジェフ・リン抜きのELOやボニー・タイラーなどのロック・クラシックスも出演しています。
チケットは日本からもネットで購入できますが、日本からのツアーはさすがに無し。このメンツでとは言いませんが、せめて10組くらいのアーチストが一緒に来日してリワインド・フェスティヴァル・イン・ジャパンなんてものを企画してもらえないかなあと思ったりします。でも無理かなあ、やっぱり。
なので、家のなかで出演アーチストのレコードでも聴いて過ごすことにしましょうか♪
では最後に、早速YouTubeにあげられている8月4日のNorthでのマーク・アーモンド「汚れなき愛」です。いい感じに齢を重ねたおねえなおじさん。観客の合唱もすばらしい。
Marc Almond - Tainted Love
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今までにリワインド・フェスティヴァルに出演した主なアーチストの在庫商品は以下です。
ウルトラヴォックス(ミッジ・ユーロ)
マーク・アーモンド(ソフト・セル)
ジミー・ソマーヴィル(ブロンスキー・ビート、コミュナーズ)
ヘヴン17
OMD(オーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダーク)
チャイナ・クライシス
ブームタウンラッツ
ピーター・フック(ジョイ・ディヴィジョン、ニュー・オーダー)