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【LP】Various Artists – London Pavilion Volume Three
【UK盤・中古】Various Artists – London Pavilion Volume Three
規格番号:ACME21(Él)1989年
LP 33 1/3回転
・ジャケットの状態 E-(少し汚れあり)
・盤の状態 E-
89年リリース、イギリスのエル・レコーズのコンピレーション・アルバムの第3弾です。レーベル紹介的にごった煮的に様々なアーティストを収録した第1弾、ポップさを増して遊び心も増した第2弾は共に注目され好評でしたが、3枚目も期待にたがわぬ良盤になっています。前2作と違って今回はアルバム冒頭をマーデン・ヒルではなく代表格アーティストのルイ・フィリップが飾っています。曲はグレン・キャンベルの「Guess I'm Dumb」のカヴァーというのが意外ですが、曲が始まって驚くのは山下達郎が「メロディーズ」でカヴァーしたヴァージョンとそっくりなこと。ちゃんと聴き比べればゴージャスさなどは違うのですが、音の質感がそっくりです。B3はこのA1のインスト・ヴァージョンで、イントロが流れるとまた「山下達郎!?」とさっき聴いたのを忘れて驚きます。A1のことばかり説明してしまいますが、スローテンポのこの曲のように、本盤収録曲にはアップテンポな曲が少ないので、ポップさと言う面では前2作に劣るかもしれません。でも逆に言えば、勢いに任せてのアマチュアリズム丸出しのサウンドを奏でたアーティストも、3年経てば経験値も上がってじっくりと音楽を制作するポジションに到達したともいえるでしょう。そんな中で、第2弾で弾けたパンク・ナンバーを奏でていたバッド・ドリーム・ファンシー・ドレスが2曲収録されているのは、作品の流れにメリハリを与えていて良かったりします。そして今回はトリにマーデン・ヒルが来て、曲展開の楽しいギター・インストで大団円。本作がリリースされた89年にエルは消滅することになり、この名コンピレーション・シリーズも3作で終わることになりますが、マーデン・ヒルで始まってマーデン・ヒルで終わったというのが、なにか大河ドラマのようでちょっと感慨深くなります(それは大げさすぎ)。
曲目
A1 Louis Philippe:Guess I'm Dumb
A2 Would-Be-Goods:The Camera Loves Me
A3 The King Of Luxembourg:Flirt
A4 Anthony Adverse:The Red Shoes Waltz
A5 Always:My Honeymoon Hell
A6 Bad Dream Fancy Dress:Leigh On Sea
B1 Hunky Dory:It's Love
B2 The Monochrome Set:The Mating Game
B3 Louis Philippe:Cavaliere Servente
B4 Bad Dream Fancy Dress:The Supremes
B5 The King Of Luxembourg:Sorry
B6 Marden Hill:Satellite
規格番号:ACME21(Él)1989年
LP 33 1/3回転
・ジャケットの状態 E-(少し汚れあり)
・盤の状態 E-
89年リリース、イギリスのエル・レコーズのコンピレーション・アルバムの第3弾です。レーベル紹介的にごった煮的に様々なアーティストを収録した第1弾、ポップさを増して遊び心も増した第2弾は共に注目され好評でしたが、3枚目も期待にたがわぬ良盤になっています。前2作と違って今回はアルバム冒頭をマーデン・ヒルではなく代表格アーティストのルイ・フィリップが飾っています。曲はグレン・キャンベルの「Guess I'm Dumb」のカヴァーというのが意外ですが、曲が始まって驚くのは山下達郎が「メロディーズ」でカヴァーしたヴァージョンとそっくりなこと。ちゃんと聴き比べればゴージャスさなどは違うのですが、音の質感がそっくりです。B3はこのA1のインスト・ヴァージョンで、イントロが流れるとまた「山下達郎!?」とさっき聴いたのを忘れて驚きます。A1のことばかり説明してしまいますが、スローテンポのこの曲のように、本盤収録曲にはアップテンポな曲が少ないので、ポップさと言う面では前2作に劣るかもしれません。でも逆に言えば、勢いに任せてのアマチュアリズム丸出しのサウンドを奏でたアーティストも、3年経てば経験値も上がってじっくりと音楽を制作するポジションに到達したともいえるでしょう。そんな中で、第2弾で弾けたパンク・ナンバーを奏でていたバッド・ドリーム・ファンシー・ドレスが2曲収録されているのは、作品の流れにメリハリを与えていて良かったりします。そして今回はトリにマーデン・ヒルが来て、曲展開の楽しいギター・インストで大団円。本作がリリースされた89年にエルは消滅することになり、この名コンピレーション・シリーズも3作で終わることになりますが、マーデン・ヒルで始まってマーデン・ヒルで終わったというのが、なにか大河ドラマのようでちょっと感慨深くなります(それは大げさすぎ)。
曲目
A1 Louis Philippe:Guess I'm Dumb
A2 Would-Be-Goods:The Camera Loves Me
A3 The King Of Luxembourg:Flirt
A4 Anthony Adverse:The Red Shoes Waltz
A5 Always:My Honeymoon Hell
A6 Bad Dream Fancy Dress:Leigh On Sea
B1 Hunky Dory:It's Love
B2 The Monochrome Set:The Mating Game
B3 Louis Philippe:Cavaliere Servente
B4 Bad Dream Fancy Dress:The Supremes
B5 The King Of Luxembourg:Sorry
B6 Marden Hill:Satellite