【イギリス盤・中古】Marc Almond – The Stars We Are
規格番号：PCSX 7324（Parlophone）1989年
LP　33 1/3回転
89年リイシュー盤（オリジナルは88年リリース）

ジャケットの状態 E- （少ししみ・汚れあり。インナースリーヴにしみあり）
盤の状態 VG+（A面内周無音部にヴィニール焼けの部分あり。再生には影響ありません）

88年リリース、元ソフト・セルのヴォーカリスト、マーク・アーモンドの4枚目のスタジオ・アルバムです。全英アルバム・チャートの41位にチャートインとそれほどセールス的には目立ちませんが、世界的に見ればビルボード200の144位まで上がった成功作です。彼のアルバムでは唯一アメリカのチャートに入った作品で、唯一イギリスでシルヴァー・ディスクのステイタスを得た作品でもあります。そしてファースト・シングルのB2は全英シングル・チャートの25位まで上がって、ビルボード・ホット100でも67位を記録し、こちらも唯一のアメリカン・チャートに入った曲となりました。バッキングはウィリング・シナーズから派生したLa Magiaで、サウンドは前作を踏襲するものになっていますが、本作の売りは数人のアーティストと共演した作品が収録されているところです。A2ではソウルⅡソウルで活躍することになるヴォーカリストのヴィクトリア・ウィルソン＝ジェームスが参加。A5では、亡くなる直前のニコがマークとデュエットをしています。そしてB3ではアメリカのシンガーであるジーン・ピットニーのヒット曲のカヴァーをピットニー本人と一緒に歌っています。これが89年にシングルとしてリリースされると全英シングル・チャートの1位を獲得。ドイツ、アイルランドとスイスでも1位になり、ヨーロッパ各国でチャート上位に入る大ヒットとなりました。元々この「The Stars We Are」にはマーク単独によるカヴァーが収録されていましたが、アルバム・リリース翌年にフィーチャリング・ジーン・ピットニーとして再録してシングル・ヒットしたため、このリイシュー盤ではマークとジーンのデュエット・ヴァージョンが代わりに収録されています。ドラマティックかつパワフルに歌い上げるふたりのヴォーカルはお見事というほかにありません。

曲目
A1 The Stars We Are
A2 These My Dreams Are Yours
A3 Bitter Sweet
A4 Only The Moment
A5 Your Kisses Burn
B1 The Very Last Pearl
B2 Tears Run Rings
B3 Something's Gotten Hold Of My Heart
B4 The Sensualist
B5 She Took My Soul In Istanbul