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【7EP】ザリバ – 或る日
【日本盤・中古】Zariba – 或る日
規格番号:SD514(ULTRA-VYBE/HMV record shop)2017年
7インチ・シングル 45回転
2017年リイシュー盤(オリジナルは74年リリース)
限定盤
・ジャケットの状態 E
・盤の状態 E
74年リリース、矢野顕子がソロ・デビュー前に一時結成していたバンドであるザリバのシングルです。この時点での矢野顕子の名前は鈴木顕子で、後に本作のプロデューサーである矢野誠と結婚し矢野顕子となります。両面の作曲は筒美京平で作詞は石津善之、編曲は矢野誠で、矢野顕子はヴォーカルのみ。ジャケットには3人の男性メンバーが映っていますが、メンバーの名前さえもクレジットはありません。本盤がリリースされた5日後に矢野の提案によってバンドは解散となり、本作は幻のシングルとして長い間プレミアムがつくことになりました。作品としては、矢野のヴォーカリゼーションも、当時の歌謡曲のそれをはみ出るものではなく、個性を感じることはできませんし、サウンドもフォーク寄りの凡庸な歌謡曲です。間奏でピアノソロがちょろっとありますが、これは矢野顕子ではなく矢野誠でしょう。そんな忘れ去られてしまいそうな作品ですが、録音時はノークレジットながらバックがバンド(ザリバ)ではなくキャラメル・ママであったとの本人の証言があります。確かにB面曲の安定感のあるグルーヴはキャラメル・ママのもので、もしかしてこのB面曲は実はシティ・ポップの(隠れた)名曲のひとつではないでしょうか。ソロになってから再演していないのかな。なお「或る日」は後に南沙織がティン・パン・アレイと矢野顕子の演奏によってカヴァーしアルバム「夏の感情」に収録しているので、そちらと聴き比べるのも良いでしょう。これに関しては南沙織に軍配が上がるかと。ちなみに、ザリバとはアフリカのある部族の住居の囲い(柵)のことであると、矢野本人がインタビューで説明していましたが、本当のところはどうなんでしょうかね。
曲目
A 或る日
B こわれた時計のように
規格番号:SD514(ULTRA-VYBE/HMV record shop)2017年
7インチ・シングル 45回転
2017年リイシュー盤(オリジナルは74年リリース)
限定盤
・ジャケットの状態 E
・盤の状態 E
74年リリース、矢野顕子がソロ・デビュー前に一時結成していたバンドであるザリバのシングルです。この時点での矢野顕子の名前は鈴木顕子で、後に本作のプロデューサーである矢野誠と結婚し矢野顕子となります。両面の作曲は筒美京平で作詞は石津善之、編曲は矢野誠で、矢野顕子はヴォーカルのみ。ジャケットには3人の男性メンバーが映っていますが、メンバーの名前さえもクレジットはありません。本盤がリリースされた5日後に矢野の提案によってバンドは解散となり、本作は幻のシングルとして長い間プレミアムがつくことになりました。作品としては、矢野のヴォーカリゼーションも、当時の歌謡曲のそれをはみ出るものではなく、個性を感じることはできませんし、サウンドもフォーク寄りの凡庸な歌謡曲です。間奏でピアノソロがちょろっとありますが、これは矢野顕子ではなく矢野誠でしょう。そんな忘れ去られてしまいそうな作品ですが、録音時はノークレジットながらバックがバンド(ザリバ)ではなくキャラメル・ママであったとの本人の証言があります。確かにB面曲の安定感のあるグルーヴはキャラメル・ママのもので、もしかしてこのB面曲は実はシティ・ポップの(隠れた)名曲のひとつではないでしょうか。ソロになってから再演していないのかな。なお「或る日」は後に南沙織がティン・パン・アレイと矢野顕子の演奏によってカヴァーしアルバム「夏の感情」に収録しているので、そちらと聴き比べるのも良いでしょう。これに関しては南沙織に軍配が上がるかと。ちなみに、ザリバとはアフリカのある部族の住居の囲い(柵)のことであると、矢野本人がインタビューで説明していましたが、本当のところはどうなんでしょうかね。
曲目
A 或る日
B こわれた時計のように