【LP】パパイヤ・パラノイア – もはやこれまで | マメシバレコード mameshiba records

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【LP】パパイヤ・パラノイア – もはやこれまで

【日本盤・中古】Papaya Paranoia – もはやこれまで
規格番号：CAP-0010-L（Captain）1985年
LP　33 1/3回転
帯
インサート

・ジャケットの状態 E-（帯に1センチほどの破れあり）
・盤の状態 E-

85年リリース、4人組女性バンド、パパイヤ・パラノイアのファースト・アルバムです。85年8月に放映されたNHK「インディーズの襲来」に出演し、着物のステージ衣装とそのワイルドな演奏のインパクトが大きかったため、12月にリリースの本作はまさに待望の作品となってヒットしました。しかし、番組で演奏された「リンス」は本作には含まれず、それが欲しかった人は翌年3月のシングル・リリースまで待たねばならないことに（そして即完売）。映像のイメージからすると、ギターがジミヘンばりに弾きまくる、コミカルなニューウェイヴバンドという感じですが、本作を聴くとハードさパンキッシュさよりも、シンセをメインにした（ダークな）エレポップ・ナンバーが目立っています。ファンが期待するようなロック・チューンはA1とB5くらいかも。B1はJAGATARAだなあ。ナンセンスでコミカルな歌詞も、逆に内省的に感じられてあまり楽しくありません。初のリリースものであるオムニバス・アルバム「都に雨の降る如く」の2曲にはコミカルでシアトリカルな面がいい塩梅で出ていましたが、本作ではそのあたりが空回りしているという感じがします。もっとプロデューサーを選ぶべきだったか、それとも初のアルバムで気負ったのか。まあ、とにかくデビュー・アルバムですから。最初からなんでもうまくいくとはいきません。あれ？悪いことばかり書いてしまった。でもそれは期待が大きすぎたからです。

曲目
A1 ゴーゴンズ
A2 夏が終わる
A3 極楽コレクション
A4 月のうさぎ
A5 貴婦人の散歩
A6 鬼の好物アニマルプリント
B1 ダンスがスンダ
B2 シュールアンダースタンド
B3 わがままな肉食
B4 あなたに会いたい
B5 もはやこれまで