【LP】JAGATARA, 吉川洋一郎, ハムザ・エル・ディーン – Robinson's Garden

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【LP】JAGATARA, 吉川洋一郎, ハムザ・エル・ディーン – Robinson's Garden

【日本盤・中古】Jagatara, Yoichiro Yoshikawa, Hamza El Din – Robinson's Garden
規格番号：1LR-1103（1ℓ Records）1988年
LP 33 1/3回転
歌詞インサート
（帯は元々無し）

・ジャケットの状態 E-
・盤の状態 VG+（B1に短時間小さな音の周回ノイズが出ます）

88年リリース、山本政志監督の映画「ロビンソンの庭」のサウンドトラックです。とは言え、映画の伴奏的な構成ではなく、ファンクバンドのじゃがたら、エジプトの歌手で弦楽器奏者のハムザ・エル・ディーン、山海塾の音楽を制作者で戸川純のヤプーズのキーボーディストであった吉川洋一郎の楽曲が3曲ずつ収録されている音楽作品といった体裁になっています。本盤の聴きものはやはりA面すべてを費やして収録されたじゃがたらの3曲でしょう。A1はギタリストのOTOがじゃがたらとしての売れ線を狙って作った曲で、イントロのホーンからしてメジャー感のあるアッパーな曲です。この曲を本当にシングルでリリースしても良かったかもしれません。ダンサブルであってもどこかに陰のあるのがじゃがたらの楽曲の特徴でしょうが、本作にその陰はありません。A2も明るめのラテン風味の曲で、A3は「南蛮渡来」に収録されていた「アジテーション」の改作・再演です。サントラの機能としては、A面3曲はほぼ無し。じゃがたらの曲は映画の中で祝祭的に使われていますが、映画全体のトーンが静かなので、静寂を感じさせるB面が実際のサントラと言えるでしょう。やはりじゃがたらは単体シングルで、ハムザ・エル・ディーンはソロ・アルバム、吉川ひとりの制作曲のみでサウンドトラックと３つに分かれても良かったのではないかと思ったりします。

曲目
A1 Jagatara：夢の海
A2 Jagatara：世界を売った女神達
A3 Jagatara：ADT87
B1 Yoichiro Yoshikawa：銀木犀
B2 Hamza El Din：Buro
B3 Yoichiro Yoshikawa：南天
B4 Hamza El Din：Baba
B5 Hamza El Din：Diyaru
B6 Yoichiro Yoshikawa：観音座蓮