【日本盤・中古】Sheena & The Rokkets ‎– 真空パック
規格番号：ALR-6023 (Alfa)　1979年
LP 33 1/3回転
帯
インサート

・ジャケットの状態 E-
・盤の状態 E-（小傷あり）

79年リリース、鮎川誠率いる福岡出身のバンド、シーナ＆ロケッツのセカンド・アルバムです。泉ピン子などのシングルをリリースしていたエルボンレコードからリリースされたファースト・アルバムは、ドクター・フィールグッド（というかウィルコ・ジョンソン）のような硬質なロックンロールばかりの作品でしたが、7か月後にアルファ・レコードからリリースされた本作は、YMO人脈が全面的に関わっているテクノポップなサウンドに変化しています。というか、シーナ＆ロケッツのベースであるロックンロールにテクノポップ的な装飾が加えられた作品と言えるでしょう。その装飾は過剰とも言えるほどですが。プロデュースは細野晴臣で、彼が作曲したA2がJALのCMソングとなり大ヒットしました。しかし、このヒットによってシーナ＆ロケッツにテクノポップ/ニューウェイブなイメージが付きまとうことになってしまったのは痛し痒し。それでも、アップビートなバッドマンのテーマで始まり、坂本龍一作のインダストリアルなインストで終わる本作はジャンル関係なくかっこいい作品であることは確かで、日本のロック・アルバムのクラシックと言っていい１枚でしょう。素のシーナ＆ロケッツが垣間見えるジェームス・ブラウンのB3、キンクスのB4のカヴァーも秀逸です。本作はジャケット違いのセカンド・プレスですが、ファースト・プレスのヴィニールぐるぐる巻きのジャケットよりこちらのほうが断然かっこいいです。81年にA＆Mからアメリカでリリースされた編集盤もこのジャケット写真が使われました。

曲目
A1 Batman Theme
A2 You May Dream
A3 Sentimental Fool
A4 Omae Ga Hoshi (One More Time)
A5 Lazy Crazy Blues
A6 Moonlight Dance
B1 Stiff Lips
B2 Heaven Or Hell
B3 I Got You, I Feel Good
B4 You Really Got Me
B5 Radio Junk
B6 Rocket Factory