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2017/11/22 08:50

間違いが無ければゴシック・ロック(Gothic Rock)と言うジャンルは80年代にはポジティヴ・パンク(Positive Punk)と呼ばれていたと記憶しています。アイラインというかメバリをいれ、黒い服装で髪の毛も黒く染めて、どろどろとしたダークな曲をやったり、絶叫したり。


それってぜんぜんポジティヴじゃないじゃん。ネガティヴ・パンク(Negative Punk)と呼んだほうがよかったのでは?と思ったりしますが、
そんなゴス系のメイクをしているのに、ファッションはカラフルなポルカドット(水玉模様)というギャップが人気だった「ストロベリー・スウィッチブレイド」というおんなのこ二人組がいたのを覚えてますでしょうか。一世を風靡したのはもう30年以上前になります。



ストロベリー・スウィッチブレイドと言えばこれ。セカンド・シングルで大ヒット曲「ふたりのイエスタデイ」です。全英5位。

Strawberry Switchblade - Since Yesterday


髪の毛が黒いのがローズ・マクドール(Rose McDowall)で違うほうがジル・ブライスン(Jill Bryson)。
わざとなのか単に画像が古いからからなのか、粒子の粗い映像がいい感じ。でも、なにより曲が良い。

曲が良くて、かわいくてファッショナブルでということで日本でも大人気。プロモーションやライヴで来日も数回あります。

たとえばこれ↓ フジテレビの大晦日特別番組の「世界紅白歌合戦」(!!)に出演したときのもの。ロンドンからの衛星中継ですが、完全な口パク。曲はオリビア・ニュートン・ジョンのカバー「ジョリーン」です。

Strawberry Switchblade - Jolene


世界紅白歌合戦って…。でもほかにはティナ・ターナーやデッド・オア・アライヴなども出演して視聴率的にはそれなりに健闘したとのこと。

ほかにも、来日時に小林克也にインタヴューされている映像とかもYou Tubeにはありますが、とにかく日本とはつながりが強く、そのもっとも顕著なこととして、故井上大輔が作曲した曲を彼女らが歌っていたということがあげられます。

曲は「エクスタシー」。スバルの車のCMソングでした。

Strawberry Switchblade - Ecstacy (Apple of My Eye)


う~ん。う~む。モータウン・ビートな曲はどれもこんなかんじになるとはいえ、どっかで聴いたという既視感ならぬ既聴感がありあり。
ま、でも楽しいからいいです。

しかしながら、彼女たちはこういうカラフルなエレポップばかりをやっていたわけではありません。

彼女たちのシングルのB面には良い曲が多く、それがまたエレポップよりもネオアコ寄りでとてもすばらしいのです。

「ふたりのイエスタデイ」のB面に収録された2曲をどうぞ。

Strawberry Switchblade - By The Sea



「サンデイ・モーニング」はヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコのカバー。

Strawberry Switchblade - Sunday Morning


彼女らのルーツはゴシック・ロックでもポジティヴ・パンクでもなくてフォークなのではないでしょうか。

ローズのほうは現在も音楽活動中で、2017年には来日公演も行いました。ギターを弾きながら唄う彼女の映像がYou Tubeでいくつも見ることができます。


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